アピアランスリハビリセンター Appearance Rehabilitation Center

アピアランスリハビリセンタ−の設立理念

アピアランスリハビリセンターは、1998年7月 新宿区四谷に開設されました。

現在の医学では、生まれつきのものであれ、事故や病気によるものであれ、あるいは加齢によるものであれ、外観上のあらゆる変形、変色にたいして、形成外科などの医療の目覚ましい進歩により、問題の大半は解決できるようになりました。
しかし、それでも完全に正常に、元通りというわけにはいきません。医療者側は、たとえ患者さんにとって未解決の様々な問題(例えばキズ跡や、心の不安など)が残っていても、それ以上は現在の医学の限界だから、として治療を終了するのが普通です。そしてあとは本人の自らの努力に任されているのが現状であり、そのために解決法が見つからず悩み続け、うまく社会生活が送れない人は少なくありません。
現代の医療には、歩行や言語などの機能的な障害に対してリハビリテ−ションがあります。
そこで私達は、形態が損なわれたことによって社会生活が消極的になったり、うまく適合できない人のためのリハビリテ−ションの考えがあってもよいのではないかと考えました。
アピアランスリハビリセンターは、らゆる外観(アピアランス)上の悩みに対して、形成外科、皮膚科、精神科、メディカルメイクの専門家がそれぞれの立場から意見を交わし討論し患者さんと一緒に現状での最善の治療計画をたて、それを実行しながら、精神的にサポ−トし、生活の質(クオリティブ・オブ・ライフ)を高め より積極的な社会生活への復帰の手助けを行います。

アピアランスリハビリセンター代表 伊藤節子

伊藤節子「メイクセラピスト」
外見の心に与える影響に着目し40代からメイクの勉強を始めた。アピアランスリハビリセンター設立メンバーで現在代表。医療の補助手段としても有用な、外見から自信をつけるメイクを研究。アピアランスリハビリセンターで外見の疑問や悩みに応えるセラピーメイクを施術、提唱している。株式会社アピアランスセンター代表取締役。NPO法人メディカルメイクアップアソシエーション理事、医美心研究会世話人。